Setsubun Bean Unit

気持ち的にはあんまり晴れない、そらは真っ青なのに。「まさおの夢」(Phew+山本精一 『幸福のすみか』所収)が超リアルに響いてしまう。今はカフェインとアルコールとタバコで紛らわせてる感じ。今もアルコール入りのボクでございます。

ところで、昨日『ワイヤー』誌を購入した。今回の号はタッパー付きで20曲入りのCDがもれなくついてくるのだが、そのCDのある一曲に、日本人のボクだからこそ魂を揺さぶられる音源に出くわしてしまった。

http://www.myspace.com/setsubunbeanunit

マイ・スペースで試聴可能。YouTubeでも閲覧できるようですよ。節分からはちょっと時期がずれてしまったものの、これは1つの衝撃だった。いってしまえば日本の盆踊り。それがこんなにポップに仕上げられていることは、日本人でないメンバーの功績だろう。こういう盆踊りミュージックの解釈で、ボクたちは逆手をとられた格好だ。アクシデンタルレコーズからリリースだが、まさにアクシデントだ。

しかし、通常のボクならば、海外進出している日本人ミュージシャンで、アジア的要素をプンプンにおわせる人たちを嫌うのだが(だってさぁ、なんか姑息じゃない?)、このユニットにはまったく嫌悪感を抱かなかった。なんかこの人たちの音源を聴いておもったのは、日本の盆踊りも洋楽のコンベンションも突き抜けたところにこのユニットは立っているのだなぁということだ。そのままの盆踊りを海の向こうに持ち込む人たちとは、明らかに異なる。難しいことはまったくしていない、アイディアとして勝ちである。頭よさそうなことを無責任にいい放って偉ぶってる奴らとは違う。

なんて言いながら、大滝詠一金沢明子のユニットを思い出したりしちゃったりなんかしちゃって〜☆ 酔っパラっちってるぜ。