CDをあんだけたんまり借り込んで、さぞかし音楽ばかりを楽しんでいるのだろうと思われそうだが、実はそうでもない。なぜなら、映画ばかり見ているからだ。フィリップ・ガレルの息子であるルイ・ガレルが出演している『ママン』（ジョルジュ・バタイユが基に…

こうなったら（っていうのは、前回の袋小路状態を受けてのことですが）TSUTAYAでどか借りである。2泊3日で1枚あたり100円だもの。こんな価格なのは今日だけなのかもしれないが、もっと借りとけば良かったと後悔。ラインアップは以下の通り。まずはフィッシュ…

このタイトルは、最近知り合いに言われてしまった一言だ。この知り合いとは、先週末の学会で会った。休憩中に羅針盤のこと話したりしていたのだが、ボクはどうしても『ユリイカ』の大友良英特集に寄稿された、杉本拓の文章がここのところずっと気になってい…

チャイナが死んでもう２年。その時はいろいろな方面の人からこの連絡を受けた。後輩とか、教え子とか。ドラムを叩くときは、いつも彼女のことを考える。でも、あんなフレーズはやっぱり出せない、そう簡単には。今このブログをかきながら、羅針盤が『いるみ…

このイベント、しっかり２時間聴いてきましたが、正直灰野敬二はだれとやっても灰野敬二。一緒にやる人の持ち味などは一切消えてしまうようだ。まぁでも、この数年間ライブ会場に足を運んだ中で、このイベントが一番の盛り上がりだったような気がする。会場…

Richard Youngsーー実はまだよくは聴いてはいない。午前中に表参道で用事を済ませ、それから三軒茶屋へ向かったのだが、その途中の渋谷のＨＭＶで見かけたＣＤだ。１１月に新作がリリースされることは知っていたのだが、１０月中にお目にかかれるとは思わな…

買いました、マック。３代目だ。どうせ新しいOSは安くアップデートできるとわかったので、迷わず買いました。あまり言えることではないのですが、ライブの音源がMD形式でたくさんあります。それらをCD化するにしても何十枚分もある。いつになったら終わるこ…

雑感的に。またまた『ユリイカ』の大友特集だけど、あの中の記事で、杉本拓の文章が頭から離れない。千駄ヶ谷で彼の出演がいくつか予定されてるようだから、行ってみようと思う。いっぱい食わされてみよと思う。

先週の土曜日、インキャパシタンツを久々に聴きに行くと書いたけれど、もう一つ目当てのユニットがあったことも書いた。それがOptrumなのだが、Optrumがパフォーマンスを始めた途端、耳を疑いたくなるような衝撃が走った。実は、今でもあのユニットのことは…

綿内克幸のセカンドアルバム 『メロー・イェロー』。MELLOW YELLOWアーティスト: 綿内克幸出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 1994/10/21メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る絵は出ないようだね。秋になるとこのＣＤに自然と手…

今日はこれからIncapacitants とかOptrum。友達と待ち合わせて出陣。昨日もこちらに書くことを書いたので、今日はあまり書くことがない。ただ『ワイアー』の９月号の記事をいくつも読んでいて、チェリストのCharlotte Moormanという女性の記事に目を奪われた…

昨日のライブ。あんまり考えが整ってない。いつも物事の浅いことばかりをつらつらと書いているんだからいまさらそんなこと言うなとお叱りを受けそうだが。昨日ライブ会場に到着するまでが大変で、睡眠が不足がちな日々のために、会場手前の坂をのぼるのがた…

[雑感その１] 日ごろ頭を悩ましている問題。みんなカラオケよくやるけれど、これほど歌というものがありがたがられている時代っていうのもない気がする。歌がなかったらカラオケ産業なんて成立しようもないもんね。楽器もいろいろあるけれど、そんな中、歌な…

The Pillowsはボクが高校生のころに出会った。当初は４人で活動していた。初めて行った彼らのライブを見たのは、もう１５年以上も前、今はなくなってしまったが日清パワーステーションという新宿花園神社から程近い会場だった。ちなみに、って話ですが、その…

前回ちょっと触れた秋山徹次のこと。身体の電子化とかいうことがどうしても頭から離れない。電子化．．．身体にそもそもそんなことが起こるのだろうか。電子って、化学式とかで元素記号の脇にちょこっと小文字で書かれる、あの電子のこと？ ますますわけがわ…

最近この本のJohn Cageのところを一章分読んでみた。エグい表紙の本だ。Noise, Water, Meat: A History of Sound in the Arts (The MIT Press)作者: Douglas Kahn出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2001/08/24メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリッ…

今日これから行くのは新高円寺marbletron。初めてです。前回樋口寿人さんのことで、単なる弱音系でも微音系でもないと書いたような気がするんですが、それはこういうことです。弱微音（とめんどくさいので書いちゃいますが）ってのは、オフサイト（昔代々木…

９月１３日（木）に東高円寺UFO Clubへ行くよん、とお伝えしたと思うのですが、その報告。最初に登場したのがあみのめ、の二人。あみのめが登場することは知らなかったし、この日初めて見たのだけど、よくよく見てみればDoodlesの女の子寺島さんじゃないの。…

English Settlement (Lp-Facsimile)アーティスト: XTC出版社/メーカー: Caroline発売日: 2001/04/28メディア: CD クリック: 9回この商品を含むブログ (31件) を見るうーん、画像が出るだろうか？ 不安だがぁ、やってみるよぉ（大泉風に）XTCの本作をはじめて…

いってきました。吉祥寺スターパインズ。会場は満員でもなく、熱気があるわけでもなく、程よい観客数、ってよくわからないことを書いてますが、好きな席を陣取るつもりで早めに行きました。チケットの数字自体はかなりでかい数字だったので、その席が陣取れ…

今日は久々のライブに行きます。山本精一、吉祥寺Starpine's Cafeにて。ゲストなしで。前に下北沢でChaos Jockeyやったときの前半の形式を、延々と３時間かけてやるのだろう。３時間、というのは、下北沢でやったときに本人が言っていた。反戦歌を中心に、と…

実はパソコンがまだ直ってない、というか、今日はじめて修理会社にコンタクトを取ってみた。やっぱり何をやるにしてもパソコンがないと、自分の生活がうんともすんとも言わない。音源を集めるにしても一苦労だ。まだ別の心労もある。私は生粋のアップル使用…

Phew+山本精一／幸福のすみか(1998)ずいぶん前に書いたけれど、ボクは歌う人としての山本精一が大好きだ。で、この作品もあくまで山本精一が製作したアルバムとして購入した。Phewの歌はいつも変化があっておもしろいけれど、やはり山本精一に釘付けになって…

Loosers, Big Dig(2007)ルーサース、ポルトガルの音響集団らしい。ぬるさと鋭さが混然とした１枚だ。形式としてはバンドなのだが、要所要所にターンテーブルなど使用している。テンションは決して上がっていかない。No Neck Blues Bandに近いという意見もあ…

こんなこと書くのは僕の柄じゃないんですが、爽健美茶のＣＭがボクん中ヒットだ。すごいシンプルで疾走感あって、すごく原型って感じがするじゃないですか、あのサウンド。しかも女の子ボーカルでしょ？？？ たまりません。女の子さわやかギターポップ。たま…

とある雑誌でイギリスのサイケフォークの特集を組んでいた。この記事はイギリスのフォークソングが出来上がったころのフォークソングからご丁寧にも解説してくれちゃってるのだが、どうも１９００年代初頭にはとっくにリヴァイヴァルとして認識されていたら…

遠藤ミチロウ 山本精一＋Chaos Jockey イーヨ・イディオット 久土’N’茶谷下北沢ベースメント・バーのライブに行った。なぜかこの日は観客の中にも大勢のミュージシャンがいた模様。Core of Bellsとか。Joan of Arc（だっけ？？？）とか。MOSTのベーシストと…

パソコンを修理に出すということを前回書いたのですが、修理にはどうも４−５万かかるということと、マックのシステムが古いということで、修理は困難を極めるだろう、ということを渋谷のマックで言われた。こうなったら新規購入といきたいのだが、マックを最…

皆さん、ごめんなさい。パソコンがまったくつなげなくなりました。今、所属先のパソコンで打ってます。で、今日パソコンを修理に出すので、もうしばらく日記がかけなくなりそうです。本当はいろいろ書きたいんですよ。エレキシタールのこととか、山本精一と…

ネットに繋ぐのが非常に困難を極める。原稿の締め切りが今月末で、添付ファイルで提出となると、最後はネットカフェか。やだなぁ。のえるかえるさん、いつも情報ありがとうございます。BBCのことは貴重な情報でありがたいですが、はて、聴けるかどうか、いま…