実は、ですね。
CDをあんだけたんまり借り込んで、さぞかし音楽ばかりを楽しんでいるのだろうと思われそうだが、実はそうでもない。なぜなら、映画ばかり見ているからだ。フィリップ・ガレルの息子であるルイ・ガレルが出演している『ママン』(ジョルジュ・バタイユが基になっているやつ)
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とか、『灯台守の恋』
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とか。ルイ・ガレルはベルトリッチの『ドリーマーズ』で初めて、その後は『恋人たちの失われた革命』などで、スクリーンで見ている。どの映画にせよ、彼は脱いじゃうことが多いのだが、スクリーン上の彼の体は身体というより肉体っていう方に近い。人間の欲望とか葛藤とかがそのまま演技に出る感じ(余談だけど、ダ・ビンチのダヴィデ像に似てる気がする...)。
来週末にはフォークナーの研究会でのレポートが控えていて、それなのにまだ作品を読みきっていない。そんな状況にもかかわらず、また映画がすごい。現在NHKの衛星第2放送ではスウェーデンの映画特集をやっている。この間までアジア・フィルム・フェスティヴァルで2週間も睡魔と格闘の日々だったのに、また睡魔と戦わなければならないのか。
あぁ、ねむい。