2009-01-01から1年間の記事一覧

年内最後に、いろいろと

フィル・ニブロックのことを書いて以来、一ヶ月以上経過してしまった。その間何も書かないで過ごしてしまったことは、だらだらとしたボクの生活に原因があるのかもしれないけれど、ライブが立て続けだったり、学会があったり、論文などの締め切りや定期試験…

Phil NIblock @SPDX

結局行ってきました。Phil Niblock公演。先週の水曜日、11月18日のことだ。随分時間がたってしまったが...今回の来日は(も?)、日本全国をまわるツアーがあったようで、各地の芸大で公演と講演が進められたみたい。私自身、当日は疲れ気味だったので前…

Phil NIblock来日

Terry Rileyと並ぶミニマリストの巨匠、Phil Niblockの来日公演が明日(11月18日)に控えているなんて知らなかった。会場である六本木のスーパー・デラックスのスケジュールを偶然見たら、このことに気づいてしまった(日本の雑誌をまったく読まないボクは、…

Robert Wyatt ボックスセット

ロバート・ワイアットのCDボックスセットが発売されると知り、飛びついて買ってしまった。Box Setアーティスト: Robert Wyatt出版社/メーカー: Domino発売日: 2009/10/20メディア: CD クリック: 22回この商品を含むブログ (2件) を見る総計14枚にものぼると…

The Ballad of Britain

この本のタイトルを初めて見たときは、ついにこの手の本が出るようになったのだなぁと感動した。The Ballad of Britain: How Music Captured The Soul of a Nation作者: Will Hodgkinson出版社/メーカー: Portico発売日: 2009/08/03メディア: ペーパーバック…

The Wire Primers

ついに届きました! The Wire Primers。The Wire Primers: A Guide to Modern Music作者: Rob Young,Mike Barnes,Nick Cain,Louise Gray,David Keenan出版社/メーカー: Verso発売日: 2009/11/03メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 8回この商品を含…

Lightning Bolt

O-Nest渋谷にてLightning Bolt観てきました。う〜ん、これはボクが年をとってしまったということなのだろうか。あまり感心することはなかった。ボクがいちいちいうまでもなく、ベースとドラムによるこのユニットはとてもパンキッシュでエネルギーも充満して…

あらビックリ。カナダのNihilist Spasm Bandが日本のバラエティー番組に出演してたんだ、それもタモさんが司会! タモさんもメンバーになっちゃえばいいのに。

にせんねんもんだい @Le Deco

今回で4回目となるにせんねんもんだいParty。ボクは今回で2回目。にせんねんもんだいのライブも随分ご無沙汰にしてしまったが、その間にいろいろと随分成長したような気がした。サンプラーやらラップトップPCを使用するスタイルのにせんねんもんだいは、ボク…

Optrumは、耳栓は不要だがサングラスがいる

11月に突入したというのに、この暖かさ、なんでしょう。11月の真夜中を半袖Tシャツ1枚で過ごせるなんて。10月29日のライブは今井和雄さんや恩田晃さん、オプトラム伊東さんを含めて総勢5名で、メンバー入れ替わりのインプロ4セット。4セットあるから、当たり…

今週のライブ

今週は2度もライブに行けちゃいそう。一つは明日、29日(木)で、新大久保Earthdom。今井和雄さんやら恩田晃さんやら、オプトラム伊東さんやらご出演。 恩田さんのライブは一度も観たことがない。この方は確かニューヨークで活動だったかな。数年前、ニュー…

ピーター・バラカンさんの講演

今日は出身大学の英文学会がありまして、そのシンポにピーター・バラカンさんが講師として招かれ、イギリスのポップ・ロックミュージックにおけるブルースの影響をお話くださいました。ボクはあまりブルースには興味がないのですが、勉強になりました。早い…

巨人ゆえにデカイ

いいバンドですわ、巨人さん。ボアダムズの流れにある大阪のバンドらしく、ぐちゃぐちゃぐでんぐでん、それでいて変な統一感がある。それでいて、とてもメタリックな感触。久々にしびれました。音源が近々発表されるとのこと。楽しみです!!!

巨人ゆえにデカイ

今週水曜日のNHK-FMの番組『ライブビート』は巨人ゆえにデカイのライブを放送する。実は一度も聴いたことのないバンドだが、数年前からこのバンド名を知っているボクは、このバンドがどういうものか気になってしかたがないのだ。番組ホームページを見ると、…

サディスティック・ミカ・バンド

加藤和彦が自ら命を絶ったという報道があった。とても残念でならない。ご冥福を祈る。黒船アーティスト: サディスティック・ミカ・バンド出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2000/12/06メディア: CD クリック: 71回この商品を含むブログ (15…

Richard Youngs 新譜

待望のRichard Youngsの新譜がいよいよ発売されます!!!Under Stellar Streamアーティスト: Richard Youngs出版社/メーカー: Jagjaguwar発売日: 2009/10/20メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る発売はこれからですが、Jagjaguwar…

音楽のautonomyとか...

この一冊も夏休み読書のひとつ。確かダーラム大で教鞭をとっているAndy Hamilton。Aesthetics and Music (Continuum Aesthetics)作者: Andy Hamilton出版社/メーカー: Continuum発売日: 2007/08/29メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 4回この商品…

David Stubbs

この本はタイトルに惹かれて購入。表紙もカッチョ良くてなお良し。Fear of Music: Why People Get Rothko but Don't Get Stockhausen (Zero Books)作者: David Stubbs出版社/メーカー: Zero Books発売日: 2009/04/15メディア: ペーパーバック クリック: 1回…

Chaos Jockey @Basement Bar

あらあら、一ヶ月もブログをほったらかしにしてしまった。そんなつもりはなかったのに。決してネタがないわけではありましぇん。このひと月、ライブに行くわけでもなく、家にじっと閉じこもる日々ばかりでした。それというのも、最近は音源をネット上で手に…

Andrea Parkins, Zeena Parkins

Andrea Parkinsは"Sound-ist"と呼ばれるようになって久しいのだろう。 http://www.myspace.com/andreaparkins 今日はびっくりした。Andrea ParkinsとZeena Parkins(この人はエレクトリック・ハープ奏者。最近は、Ikue Moriとのコラボレーションを主な活動と…

Benedict Drew, Mark Wastell

『ワイアー』誌の304号を読んでいたら、Benedict DrewとMark Wastellの音源が無料でダウンロードできると知った。速攻でやるしかないだろう。Lawrence Englishについても言えることだが、最近はエレクトロニカに近いものをなぜか頻繁に聴くようになった。ド…

Kenny Rankin

まったく知らなかった。Kenny Rankinが亡くなっていたなんて。6月7日、肺がんで息をひきとったと。 http://www.kennyrankin.com/welcome.htmlボクは"Haven't We Met"が大好きだった。こんな洒落たラブソングを書ける人はなかなかいないなと思ってたのに。

Lawrence English@ Loopline

最終的にLawrence Englishの公演を選んでしまった。今回Alan Silvaを選ばなかったけど、その理由は、どうしても観たかったら六本木の公演に行けばいい話だと思ったから(とはいっても、今回のメンバーのラインアップからして、それほど好奇心をそそられはし…

Lawrence Englishも、Alan Silvaも

オーストラリアを拠点とし、日本でもTsujiko Norikoなどとの共演で知られるLawrence Englishが来日公演ツアーを行っている。22日(土)は千駄ヶ谷のLooplineで、23日(日)は落合のSoupで開催される。 http://www.room40.org/Room 40は彼自身が運営している…

Sudden Infant

Sudden InfantとはJoke Lunzが運営しているレーベルみたいなもの。ベルリンに拠点を置いている。 http://www.suddeninfant.com/↑に行くと、これまでの音源やイベントの一覧が確認できる。ニューヨークで毎年開催されているノイズのイベント、No Funに関する…

Harry Pussy

『ワイヤー』を読んでたら、またまた凄まじいバンドを見つけてしまった。今度はHarry Pussyというマイアミ出身(ということらしい)のハードコア・パンクバンド。YouTubeで試聴できる。 ↑を含めていくつかライブ模様をおさめた動画があるので、ぜひ試聴を。…

Chicago Bass

そうそう、先に触れたChicago Bassのこと。このバンドはトラットリアがちょっと陰ってきた、下北沢界隈を中心に盛り上がったNew Wave of New Waveのバンドの一つとして数えられていたような気がする。その筆頭にはSpoozysとかPolysicsが有名だったし、マイナ…

未来派とかバルデッサリとか

夏休み当初は、資料を集めにロンドンに行こうとボクは考えてたけれど、そこそこの資料が日本で収集できると知り、ロンドン行きは断念。しかし、本当は行きた〜くてしかたがない。そんな中、知り合いがロンドンの語学学校に3週間行くというので、ロンドン周辺…

ミュージシャンは生き急ぐのか?

Thee MIchelle Gun Elephantのギタリスト、アベ・フトシが他界してもういい加減の日数がたってしまうなぁ。ミュージシャンはなんだかよく亡くなる。忌野清志郎やマイケル・ジャクソンをすぐに思い浮かべないところがいかにもボクらしいけれども、学部生のこ…

無題

最近今井和雄さんのライブを観ることがあったもので、師匠の高柳昌行にかんする本や記事を読んだりした。たとえば、『ワイヤー』誌の261号。 アラン・カミングズ(この人は、ロンドン大のSOASで歌舞伎の研究している。日本の音楽にめちゃくちゃ詳しい人)の…