English Psychedelic Folk

とある雑誌でイギリスのサイケフォークの特集を組んでいた。この記事はイギリスのフォークソングが出来上がったころのフォークソングからご丁寧にも解説してくれちゃってるのだが、どうも1900年代初頭にはとっくにリヴァイヴァルとして認識されていたらしい。ってことは歴史はもっと古いってことだよなぁ。しかも、このリヴァイヴァルがどうもちょっとしたナショナリズムと絡んでいるらしい。もしかしたら、と思うのだが、ウルフの『幕間』っていろんな歌が場面場面で歌われているけれど、フォークソングっぽいものってなかったっけ? いっぱいあったような気がする。

うーん、フォークソングナショナリズム。いわれて見れば結びつきそうな感じだ。最近はモダニズム期の音楽と帝国主義との関連を扱った研究書も出てるくらいだしなぁ。モダニスト音楽だの、ノイズだのと言ってる場合でもないみたいだなぁ。

しかし、僕の関心はどっちかというとサイケフォーク。日本だと渚にてとかハレルヤズ。いずれにしろ柴山伸二ってこと、けっこうエレクトリック。でも例の雑誌の特集だとかなりアコースティック感大。J. Newsom など最近はフォークの盛り上がりすごいからなぁ。当然のような特集でもあり、、飛び上がるほどうれしくなる特集でもある。

しかし、欧米でニューサム関係のフォークが盛り上がってるっていうのは、現在の文化的状況となんか関連あるんだろうか?