ダモ鈴木ライブ 行ってきましたよ

もう4、5日経過してしまったが、タイトルにあるライブに行ってきましたわ。11月16日(日)@高円寺UFO。

ダモ鈴木は時折来日するのは知っていたけれど、今回初めて観た。高円寺UFOのキャパは決して大きくはないためか、予約だけで定員オーバーしてしまったらしく、当日券は発売されなかったみたいだ。よかった、予約しておいて。

途中で休憩挟んだ2部構成で、全部で2時間30分を超えたのではなかろうか。ダモさん、その間ずっと叫ぶわ叫ぶわ。緩急をつけるようなコントロールをきかすことは全くなかった。ある意味、一本調子だった。この点で、評価がわかれてしまうかもしれない。歌詞は聴き取れず、というか何語なんだかもよくわからない言葉のオンパレード(ダモさんでなくて、タモさんにもこういうことやってほしいな)。山本精一のギターで全体的な輪郭をつくりつつ、灰野さんがそれをどんどこと壊していくような音。ボクはあまり吉田達也のドラムを好まないのだが、この公演ではよく絡んでて、World Heritageあたりの音源を聴き直してみようかなと思ったくらいだ。これでも全体のバランスが取れてしまうのだから、最強の布陣としか言いようがございましぇん。開始直後に「バン」と音がでてからずっと、カッチョよさにしびれまくりでした(と感じつつ、ダモさんは似てますなぁ、映画『寅さん』シリーズのガジロウに)。

公演後はダモさん、ステージから下りてオーディエンスのフロアに出てきて、客の一人ひとりと握手する。それで終わったかと思いきや、今度は出入り口に立ち、帰る客と一人ひとり、こんどはシラミつぶしに握手する。ダモさんご本人がおっしゃってましたが、しつこいほどのサービス精神の持主ですな。