「女の子」バンド/NHK BS2ジングル

バンドと言えばどこにいっても男ものが主流。女性が加入しているバンドは少ない。今でも十分な数があるとは言えないのだが、それでも女性のバンドということを考えたりする。

ボクには、女性のバンドといっても現在のところ3つのカテゴリーがある。１つは「女子（じょし）バンド」でチャットモンチー（っていうんだっけ？？？）。２つ目は「女（おんな）バンド」もしくは「クノイチバンド」で、あふりらんぽが代表例。

ただボクが気になってしかたないのは、「女の子バンド」。最近この「女の子バンド」に該当するバンドをめっきり見なくなったが、たぶんこれは『オリーブ』の廃刊によるところが大きいのだろうな。具体的には、シカゴベースとか、ブリッジとか、シトラス（きちんと聴いてないけど、ここのナナさんとはロンドンのコスタでお茶したことがある）とか。海の向こうだと、Birdie、Malibu Kids、Brittle Stars、Velocetteとか。必ずしも女の子だけのメンバー構成でなくてもよい（ってか男がちらほら混ざってるのがかえってポイントかもしれない）。でも女の子がメインで効いてて、それでいて、じつはとても凛としていたりする。

そんなこと考えながらなぜかニューヨークのBowery で買ったHeavenlyのCDを久々に聴いたのだが

Heavenly Vs Satan

'Cool Guitar Boy'のメロディーに思うところがあった（この曲のリリースは、indicateされている年月日よりもっと古いよ、言うまでもないけれど）。なんかこれ、聴いたことあるぞ？！　さすがボクである。すぐに解答がでた。これだ。でるかしら、商品？

11 Spices For Jambalaya [12 inch Analog]

ボクが所有しているのはアナログではなくてCDだが、8曲目の'Good-bye Mr. Sunday'の（いわゆる）BメロがHeavenlyそのままじゃないの。まぁ、そりゃみんな聴いてるよなぁ。Heavenlyは。その後のMarine Researchなんかも含めて。

なんて書きながら、テレビの音声をミニコンポで拾っているのだが、NHK BS2放送の宣伝に地上波で流れているジングルに「うひょっ！！！」とする。まるで身長が5cm伸びた気分だ。さすが国営放送である。こんなNHKにショボられると、端っこのボクは結構困る、かなり困る。