Paraのライブ

あらぁ、Faustも来るのね(@Super-Deluxe)。ボクは夏が苦手で、この時期は極力外出を控えてるほどだから、たぶん、行きたくてもFaustのライブには行かないだろうなぁ。

いやぁ、しかしPara。ボクはこの音源しか持っていなかったのだが、

X-GAME

X-GAME

凄い進化を遂げたような気がする。リズムパターンの構築の構築というか、ちょっと雑な表現をしちゃうけど、あのリズムとこのリズムを、一つのどんぶりの中に「えい!」っと突っ込んじゃうような作り方。山本精一は、ソフトな形でそういうことをかつてやっていたような気もするのだが、個人的にはこんなCDを思い出してしまった。

Big Express

Big Express

この1曲目の出だしの部分。こういうのは、なんというか、曲に層ができるというか、立体的になるというか、まぁいろいろ表現方法はあると思うけど。昔のカーネーションとかもこういうやりかたをしていたような記憶もある。

考えようによっては、トリッキーなことをするユニットなわけだけど、リズムの構築にせよ、シンセの絡め方にせよ、とても計算に計算を重ねている。そうでなかったら、このバンドはただのフュージョンバンドになってしまう(公演中、山本精一は簡単な楽曲のことを指して「フュージョンみたいな」なんて形容をしていたけど...まぁご本人もそう思っておられたのですね)。CDしか聴いてなかったかつてのボクは、やはりParaを毛の生えたフュージョンバンドとして認識していただけに、Paraにマジ惚れしてしまった。

まぁ、また山本精一に脳天ヤラれたって話ですな。