最新号『ワイヤー』誌

定期購読している音楽雑誌が届く。まだじっくり読んでいないけれども、いくつか気になるポイントがあるもんで。断片的に記録。

写真がでかくなってしまったけれども、表紙はOrnette Colemanですよ。ボクなんかはこんなCDなんぞに啓発をうけたりするわけです。

ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン Vol.1

ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン Vol.1

この辺りの演奏になると、あぁやっとこさっとこフリーになりつつあるのかなぁ。3人のバランスが時に危うかったりして、しかも演奏中の興奮ぶりがびしびしと伝わってくる愛聴の1枚。

でもって、表紙にあるとおり、Graham Lambkinなんかもインタビューが載ってたりする。このサウンドアーチストのこは、アメリカのNo Funで知り合った友達がLambkinのことを雑誌の記事にするというので知った。アマゾンでも取り扱いはないですが、1枚だけCDを買ってあるっす。自然界の音をいろいろ加工して、音を読み直す作業とでも言いましょうか。

でまたこのCD、今回は定期購読者だけにCDを配っている。それがポーランド特集なんですわ。かなりイキなことしてくれます。

ポーランドが読めなくて、悔しいです!(ザブングル)。もうサウンドアートっぽいものから、エレクトロニカもの、フリーがかったジャズまでジャンルは不問。ふところ深いぞ、ポーランド

それからびっくり記事だったのが、Stereolabが活動休止。Stereolabはライブさえ見たことない(というか、数年前の東京公演を見逃した...)けれども、つい先日来日したThe High Llamasとならび、渋谷系音響派と呼ばれていたユニットの一つな訳で、ボクにとってはもちろんいろいろ思い入れある訳です。メンバーだったメアリー・ハンセンが亡くなってからもう数年がたってしまいますね。年末には新作がリリースされるとも伝わっているようですが、休止はひたすら残念ですね。決定していたツアーもキャンセルした模様。ハンセンのボーカル、ザイロフォンみたいな楽器の余韻、それからフランスのポップソングに特有のコード展開がボクはとても好きでした。