最新号『ワイヤー』誌
定期購読している音楽雑誌が届く。まだじっくり読んでいないけれども、いくつか気になるポイントがあるもんで。断片的に記録。
写真がでかくなってしまったけれども、表紙はOrnette Colemanですよ。ボクなんかはこんなCDなんぞに啓発をうけたりするわけです。
- アーティスト: オーネット・コールマン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: CD
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この辺りの演奏になると、あぁやっとこさっとこフリーになりつつあるのかなぁ。3人のバランスが時に危うかったりして、しかも演奏中の興奮ぶりがびしびしと伝わってくる愛聴の1枚。
でもって、表紙にあるとおり、Graham Lambkinなんかもインタビューが載ってたりする。このサウンドアーチストのこは、アメリカのNo Funで知り合った友達がLambkinのことを雑誌の記事にするというので知った。アマゾンでも取り扱いはないですが、1枚だけCDを買ってあるっす。自然界の音をいろいろ加工して、音を読み直す作業とでも言いましょうか。
でまたこのCD、今回は定期購読者だけにCDを配っている。それがポーランド特集なんですわ。かなりイキなことしてくれます。
ポーランドが読めなくて、悔しいです!(ザブングル)。もうサウンドアートっぽいものから、エレクトロニカもの、フリーがかったジャズまでジャンルは不問。ふところ深いぞ、ポーランド。
それからびっくり記事だったのが、Stereolabが活動休止。Stereolabはライブさえ見たことない(というか、数年前の東京公演を見逃した...)けれども、つい先日来日したThe High Llamasとならび、渋谷系で音響派と呼ばれていたユニットの一つな訳で、ボクにとってはもちろんいろいろ思い入れある訳です。メンバーだったメアリー・ハンセンが亡くなってからもう数年がたってしまいますね。年末には新作がリリースされるとも伝わっているようですが、休止はひたすら残念ですね。決定していたツアーもキャンセルした模様。ハンセンのボーカル、ザイロフォンみたいな楽器の余韻、それからフランスのポップソングに特有のコード展開がボクはとても好きでした。