地震に言葉を失う

コペンハーゲン、ロンドン、マンチェスターリヴァプール、ベルリンとまわって、帰国したのが昨日、14日(月)。地震のことはベルリンで知った。BBCもCNNも、そしてドイツ語で放送される現地のメディアも日本の地震のことを盛んにレポートしている。

ベルリンで知り合った人びと、そしてその前に滞在していたロンドンやマンチェスターの友人も、地震のこと、そしてボクの家族の安否などを聞いてきた。

東京でも相当の揺れだったのだろうと想像するのは難しくない。初めて電話回線がつながったときの母親の電話越しの声は、幾分うわずっていた。

ボクもベルリンのホテルや空港で地震の報道を見るたびに、涙がどうしても流れてしまった。画面の悲惨な状況と、自分はこんなところでなにをしてるんだ、っていう気持ちがごた混ぜになって。

昼頃に成田に到着し、初めて計画停電のことを知る。いつも利用する京成スカイライナーが夕方5時にならないと運行しないと知る。JRはどうなのかと情報収集したら、こちらはその日丸一日運行なしとのことだった。リムジンバスで新宿にやっとの思いで到着。

計画停電のせいか、東京もすごい事態に発展してしまったのだなぁと痛感するが、石原都知事のあの発言を紙面にて知る。これが出馬表明したあとのこととは思えない。現時点では撤回の以降を表明したらしいが、これはそもそもあってはならない発言。ボクも感情的になってるかもしれない、けれど、こんな人を信用するほどボクはバカじゃない。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110315-OYT1T00633.htm