ブライアン・オーガー

まだ彼は健在だったんですね。今日の夕刊で、彼が日本公演を行なったというレポートを目にして、オルガンジャズ、ちょっとまた聴いてみようかな、って気になった。brian augerとかgeorgie fameとかはきっと、サバービア関係とかトラットリアを通して聴いたって人が、ボクの世代では殆どなんだろうなぁ。とはいえ、まともに聴いてるのはjimmy smithくらいなボクだけど...

しかし、一番オルガン系でショッキングだったのは、ロンドンにいた時友だちに誘われて、シャフツベリー・アウ゛ェニュー沿いのwagっていうクラブに行ったときだな(あとで知ったけど、1960年代のswinging londonって、このクラブを中心にして展開されたとかなんとか←ゴメス・チェインバレン)。その時演奏してたのがbig boss何とかいうバンド(ちょいと忘れた。けど先日お茶の水レコード屋で彼らのレコード眼にしたからまだやってるんだと思う)。あのときのグルーブは、かっこいいというコトバで表現できない種類、クールとか現地語で言っても、ダメだわ。あーゆうグルーブはそれ以来、全く感じたことはないなぁ。身体的快楽とでも言ってしまえばいいんでしょうか、そういうフィジカルなところにストレートにガツンとくる、とでも言えばいいんでしょうか?あれを白人が出せてしまう、って所にも驚愕ですな。ワクワク・リズムバンド、とか、そういう次元の話ではないですよ。バンド名がちゃんとわかったら、書いときますわ。

昨日の続き。三上寛、今まではあまり食い付けなかったけれど、これからはOKな感じになりそう。でも、ソロでは辛いから、三社とか山本精一とか、誰かと一緒にやる時に限定だけど。三社は浦辺雅祥ってひとが、なんかね、ちっちゃい体で、がんばってた、って感じ。サックスとギターを、主にノイズ出しっ放しって感じで。勉強になって良かったです。overhang partyみたいに、ちょっとカッコツケな感じするスタジアムロックの上にスズキジュンゾがノイズをのっけるみたいな単純な構造じゃなくて、三上寛という、音楽的にもヴィジュアル的にもグデングデンなおっさんに、ギター、サックスやドラムをメッタクソに響かせる、ってのがポイント。

今日のことで悔しいのは、3chで、秋山仁(数学者)による高校1年生用の数学の番組を再放送してたんだけど、音楽と数学みたいなタイトルで、見なきゃって思ってたんだ。だけどさぁ、その時間は「ぷっ」すまだし(草なぎ剛とボクは、同じくらいショボい)、ビデオセットしようとセットしたつもりが、失敗してましたわぁ。NHK出版とかで、DVD出てないかなぁ?