トモフスキー、久々だねぇ

偶然NHK-FMの番組Livebeatのサイトを見たら、トモフスキーのライブ模様を収録した音源を昨日水曜日の夜に流すという放送予定を知った。

トモフスキーはボクにとって結構重要です。この人がいなかったら、やっぱり今の自分はいなかっただろうなぁと思う。曲を聴くと、ちょっと人生が楽チンになる感じがして、どうでもいいこと/ひとは、どうでもいいこと/ひととしてほっとけるようになったのだ。ボク自身がXTCの大ファンなので、音楽的に共鳴することもあるし、トモフスキーエラ・フィッツジェラルド好きだったことで、ボクも試聴したらかなり気に入ってしまったり、という具合に。

ボクにとってトモフスキーはそんな重要人物なので、彼の出身地である千葉県は成田市を、成田空港に行く途中の京成スカイライナーの車窓から眺めると、いつもトモ兄さんのことを思い出してしまう。ちなみに、トモフスキーをトモ兄さんと呼ぶようになったのは、実はボクが最初です。数年前トモ兄さんがパーソナリティーを務めていたラジオ番組に手紙を送って(しかもロンドンから!!!)、その時にトモ兄さんと書いたら、この呼び方をご本人はずいぶん気に入ってしまったみたいで、それ以降そういう呼び方が公になされていたような感じでした(あくまでも感じですが)。

アルバム制作はほぼすべての楽器を自分で演奏してしまい、ダイナミックにはなりにくいのとは対照的に、ライブとなるとまさにバンド感の強く押し出された演奏で、ボクがトモ兄さんを聴き込んでいたとき、ギターはコーパス・グラインダーズの名越ユキオだったり、ドラムはAsa-chungだったりで、とにかく豪勢かつグル〜ヴィ〜で油がのっている時期した。

でもこの編成は21世紀を迎えるとぷつんと切れ、それ以降トモ兄さんのCDを聴くことは滅多になくなってしまった。

そんな中、ライブビートの告知でしったトモ兄さんのライブ中継。しかも、双子の兄であり、The ピーズのベーシストでもある大木温之を現在迎えているという。これは知らなかった。すごいぞ、一卵性双生児たち。うーむ、予約録音するしかない。

ところが、その予約に失敗してしまい全然聴けなかった↓↓ 自分のドジさ、マヌケさがただただ恨めしい。物をとりに自分の部屋に入った時、ちょっとだけ聴いたのだが、トモ兄さん再臨って感じだった。

この失敗は、トモ兄さんのライブ会場に足を運びなさいという神のお告げなんだね、きっと。