コンピューターおばあちゃん

NHKの「コンピューターおばあちゃん」の映像に問題があるそうだ。ヤフーのニュースで知った。なんでも不適切な画像がほんの一瞬含まれてるとかなんとか。

なつかしい。この曲名と今になって再会するとは。

ボクの家は、一階が工場で二階が自宅という構造になっている。両親はずっと一階で働いているので、レコードプレーヤーだけ与えられたボクは、6つ上の姉貴もたいして相手にしてくれなかったので、それを良いことに、与えられたドーナツ盤を聴いてひとりで過ごしていた。ボクがまだ保育園通いしていた頃の話だ。

当時は東芝からリリースの「コンピューターおばあちゃん」は単なる一曲に過ぎなかったけど、後になってこの曲が坂本龍一の手によるものだと知った。その時にはYMOの存在を知っていたから、この人にしてこの音あり、とだけ思った(ちょうどYMOが一時的に復活した頃のこと。ちなみにYMOにはまったくのめり込めなかった)。

"YMO"とスライドしていく文字に苦笑。問題の箇所が↓のクリップでよく判りますわ。

で、思い出しちゃった。イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」のドーナツ盤もあるわ。これも東芝のリリースで細野関連。

山口良一の動きにまたまた苦笑。当時のYMOの機械ってバカでかかったからね、きっと彼はそれをマネているのさ。

こうなったらもう芋づる式。ジューシーフルーツ思い出しちゃった。

YMO関連でよく言及されるバンドだけど、よく聴いてみるとテクノっぽい楽器が実は全然ない。それでもYMO関連で思い出されるこのバンドはとても不思議だと思う。お聴きのとおり、じつはNew Waveといった方がずっと適切。素直ではない、ひねくれた構造してるでしょ?
 
しかしなぜ、ちっちゃい頃にモロYMOな曲を聴き込んでいたのに、大人になったらYMO嫌いになってしまったのだろう。このふっとわき上がってきた疑問、自分で解決できそうにない。