Giancito Scelciって?

Konono No.1のパパが表紙の『ワイヤー』誌。Scelciの記事を読む。

なんかさぁ、気になる記述があったよ〜。1920年代に彼は芸術サークルに足しげく通ってたらしいんだけど、そのサークルの中にジャン・コクトーヴァージニア・ウルフが含まれていたなんて書いてある。

確かにウルフとは同年代だけど、これってほんとかなぁ? そもそもコクトーとウルフが同じサークルに入っていたなんて聞いたことない。この記事を書いたのはダーラム大のAndy Hamiltonだけど、それでもこれってちょっと何か嘘っぽいよねぇ〜。

それはそれで置いといて、Scelciって人の作品は面白そう。イタリア未来派の残党とかいろいろ言われてるみたいだけど、倍音とか音の一つひとつに全神経を尖らせて精力的に創作していったそうで、しかもMichiko Hirayamaっていう日本人もボーカルで相当貢献した模様。1988年には亡くなってしまったけれど、それ以降音源が次々とリリースされていったというので追っかけるのも可能。

彼はNuova Consonanzaっていうグループの一員だったというが、このグループは以前今井和雄さんの口から聞いたことがあった。その時の話とうまくつながってちょっと嬉しかった。