WileY

昨年、ワイリーが200を超える音源をzipファイルで放出したということを、わりと最近の『ワイアー』誌にて知る。ワイリーのことを知ったのも、数年前にこの雑誌の記事を読んだからなんだけど、これといってGrimeに興味があるわけでもなく、だがしかし、最近エレクトロニカ周辺の音楽を聴くことが多くなってきたこともあり、そんなこんなでもやもやしているうちに、この情報が飛び込んで来て、まぁボクもzipファイルをダウンロードしてみたわけ。

ところで、この大放出に関しては、彼自身がイギリスの『ガーディアン』紙でインタビューされてて、ちょろっと読んでみたところ、マネージャーのWoolfさんとか音楽業界に嫌気がさしているらしい。そして、「自分の音楽が、本当に聴いてほしい人のところに届かない」ためのもどかしさを感じてしまってるんだそうだ。

しかし、Wileyって日本での受容はどうなってんだろう? この度はじめて検索してみたけれど、ろくすっぽ日本語によるまともなサイトやブログがない様子。恐らく、彼の言いたいことっつうのは日本人にはなかなか馴染み薄そうなことばかりだよなぁ...