2008-01-01から1年間の記事一覧

渚にて、など

今日、原稿を一つ書き上げてちょっとホッとしているところ。『ワイヤー』誌もそろそろ7月号がそろそろ日本に到着する頃なのに、4月号からほとんど読めてません。なんてこった。やっと読むのを再開できるかなと思っているが、7月の初めに学会があって本読みた…

Jackie-O-Motherfucker から

ここ最近研究会やら聴講している授業の発表やらに追われたり、体調を崩したりして全くブログを書く気になれませんでした。こういった多忙さを言い訳にするのはあまり自分でも好かないのですが、『ワイヤー』誌でさえも、未だに3冊ほどまったく目を通せない状…

Animal Collective

あら、うっかりしてました。Animal Collectiveって来日してたんですなぁ。ボクと同じうっかりをした人もいるでしょう。でも朗報です。リキッドルームでのライブの模様が、以下のラジオ局(受信料でお騒がせの放送局)で放送されます。↓のサイト、要チェック…

中国の大地震、「がれきの空」

日々報道されている中国での地震。あまりTV画面を見ることはないのだが、それでも目を覆いたくなるようなシーンの連続。そんな中、とある1曲を思い出してしまった。ソングラインアーティスト: 羅針盤,山本精一出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパ…

『ワイヤー』誌が.../聴衆の共同体

このところ土日も潰れることが多く、まったく雑誌はおろか、日々の新聞さえ読むことができない。そんな中、『ワイヤー』誌も2ヶ月分ほったらかしの状態。まずい...最新号は なのだが、三上寛のロングインタビューがちょっと楽しみ。なんてちょっとのんき…

渚にて 新作

柴山伸二、竹田雅子。2人のバンド、渚にてが新作発表ですね。6月20日、『よすが』です。彼らのレーベルはこちらから↓↓http://www.eonet.ne.jp/%7Eorg-records/top.htmlギタリストの頭士さん、キーボードの吉田正幸(元羅針盤のキーボーディスト)など、メン…

死刑執行とか著作権とか

死刑執行の音を放送とは。凄まじい音なんだろう。とりあえず、記事になっているので↓↓を参照してみよう。http://www.sanspo.com/sokuho/080415/sokuho070.htmlこの際どういうやり方で死刑執行するかは脇においておこう。たとえそれが電気にせよ、昔ながらの…

Merzbow & John Wiese

Merzbow & John Wiese "Multiplication"幸せになるよりも、死んだほうがまだましだ。

著作権

実に2週間ぶりの日記だ。別にさぼろうとしていた訳ではない。ネタに困った訳でもない。ただただ書かなかっただけだ。しかし最近、音楽著作権の遵守を呼びかける広告やキャンペーンっぽいものをよく目にする。なんなんだろう、この意義は。メディアで頻出する…

サインを頂戴する

行ってきました、山本精一のライブへ。『ゆん』出版企画としてのイベントということらしいのだが、この著書の著者紹介には造音作家と記載してあるから、『ノア』みたいなことをやるのかと予想した。実際『ノア』に近いメニューだろうという予想はそう外れた…

本日ライブへ

日本に帰国してから初のライブ観戦。山本精一のライブ。今日はどんなメニューかしら。 3月15日(土)〜3月30日(日)東京、原宿「TOKYO HIPSTERS CLUB 2Fフリースペース」午後12時〜8時 山本精一「画展」 入場無料 【関連イヴェント】 山本精一ソロ・パフォ…

Setsubun Bean Unit

気持ち的にはあんまり晴れない、そらは真っ青なのに。「まさおの夢」(Phew+山本精一 『幸福のすみか』所収)が超リアルに響いてしまう。今はカフェインとアルコールとタバコで紛らわせてる感じ。今もアルコール入りのボクでございます。ところで、昨日『ワ…

むすびアーティスト: 羅針盤出版社/メーカー: インディペンデントレーベル発売日: 2005/08/15メディア: CD購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (32件) を見る昼過ぎに起きて、春の青空がまぶしくて、青空がせつなくて、死にたくなる。ベッドでやり…

思えば遠くへ

来てしまったのか、音楽的には。たまにそんなことを感じる。羅針盤のライブにうっかり言ってしまってから、ボクを取り巻く音楽の状況はがらりと変化してしまった。それ以来、音楽的にはとても充実した生活を送っているのだが、そんな自分のことを、あまりに…

「女の子」バンド/NHK BS2ジングル

バンドと言えばどこにいっても男ものが主流。女性が加入しているバンドは少ない。今でも十分な数があるとは言えないのだが、それでも女性のバンドということを考えたりする。ボクには、女性のバンドといっても現在のところ3つのカテゴリーがある。1つは「女…

迷っている...

タイトルの通り、明日開催のライブを行こうか迷っている。高円寺のClub UFOだ。 【Damo Suzuki’s Network ”NEVER ENDING TOUR 2008”in Japan】 ダモ鈴木(ex.CAN)+藤掛正隆(ゼニゲバ)+宮下敬一(MANDOG)+田畑満(ゼニゲバ)+大谷レイブン(ex.MARINO)/ ダモ鈴木+…

Racine

ロンドンで「アリャリャ??? まぁ!」という出来事があった。Racineとは、かつてTransvision Vampというバンドでボーカルを担当していたWendy Jamesが渡米して組んだバンド。そもそもはベタなイギリス人(彼女のアクセントでアホでも分かります)。Wendy J…

いい話を聞いた

旅行で録音したMDの数、25枚にのぼる。もっとあるかもしれない。MDの音源をパソコンに突っ込むために必要な時間を単純計算しても、最低25時間かかるのかとおもったら、何だか体中が痛みだしそうだ。さらにまずいのは、帰国してからは、音楽外の作業が次から…

到着

無事に東京に着きました。今は疲労のだるさで体中いっぱいです。しかし東京は、数日前まで猛烈な強風が吹き荒れていたらしいが暖かいところだな。そんな中、ボクの音楽の相棒が大学受験に失敗して2浪することになったと連絡が入った。まったくもう...

帰国の途に

現在東京へ向かう機内です。ワインをたらふく飲んでいい感じです。ヒースローの空港内で、いかにもアホな日本人の学生集団と引率教員のflockを目の当たりにした以外は本当にいい感じです。現在サンクト・ペテルブルグ上空くらいでしょうか。しかし、今回はい…

旅14日目

ただいま、ストックホルムからの飛行機から降り、ロンドンへ向かうStansted Expressに乗っているところです。まず、これを言わなければならないだろう。ストックホルムの24 Hour Drone Partyは快挙である。当初ボクがイメージしていたのは、12人のプレイヤー…

旅の11日目

ストックホルムに到着。23日(土)の夕方4時から始まった24 Hour Drone Peopleだったが、飛行機の関係で夜9時から見ることができた。それから不眠不休に近い状態で、演奏は12人のミュージシャンによって途切れることなく、延々とつづいた。今はもう疲労感で…

8日目

To Rococo Rotのギグへは友達と行った。ただの友達ではなく、ボクがゴールドスミスにいたときの友達である。ゴールドスミスを去ってから、ロンドンに来たことは一度もないから、これは本当に7年ぶりの再会である。今回都合をつけてくれたのは2人だが、この…

旅の7日目

ロンドンの中心部から20分くらいだろか、Northern Lineをひたすら乗りArchwayに到着、そこからまた15分くらい歩くとSound 323があった。確か住所がArchwayだったから、地下鉄Archwayの駅が最寄りなんだろうと思ったら、実はその1つ先のHighgateが最寄り駅だ…

6日目

予告通りEmbankmentのTemple Pierで行われたBoat-tingというイベントへ行きました。このイベントは、インプロとかエレクトロニカの音楽を中心に、月に2、3回のペースで開催されているらしい。彼ら曰く、ロンドンで唯一この手の音楽が聴けるイベントらしいの…

旅の5日目

旅日記 5日目 Instal 08を無事に網羅することができました。イベントの3日間は、思ったよりも多岐にわたるジャンルの音楽を聴くことができました。なかには、多少疑わしいものもあったりしましたけど。ボクにとって、初日の一番の目玉はJohn Butcherでした。…

旅の3日目

すごいわ、インキャパシタンツの小堺さん。Instal 08の深夜のイベントをStereoというハコで見ることができたのだが、衝撃だった。インキャパシタンツの東京でのいつもの調子だと、だいたい美川さんがオーディエンスのフロアに殴りこむ形で突入し公演が終わる…

旅の1日目

旅日記 1日目こういう日記はどう書いてよいのか分からない。成田から飛行機に乗れば、ヒースローに到着してしまう、たとえグーグー寝ていたとしても。でも、もう早速事件発生。現在、リヴァプールステーションからスタンステッドへ向かう電車のなかで文章を…

北里義之『サウンド・アナトミア』も、何か?

明日からグラスゴー、ロンドン、そしてストックホルムへ向かいます。それはさておき、北里義之氏著『サウンド・アナトミア』(青土社、2007年)の第2章について(以下、敬称略)。第1章と3章には、今日は触れられません。ごめんなさい(大谷能生との一件があ…

芭蕉

閑さや 岩にしみ入 蝉の声 ――芭蕉こういう風にサウンドスケープを、言語で描写できるようにボクもなりたい。